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EC-CUBEでの消費税の変更方法
具体的な消費税の変更方法、軽減税率の対応方法については、以下をご確認ください。
EC-CUBE 3系をお使いの場合
共通税率設定
設定>基本情報設定>税率設定
初期状態では、税率:8%、適用日時:インストール日時、が設定されています。
税率は、新たに追加することが可能で、適用日時および税率を設定することが出来ます。
個別税率設定
個別税率設定を有効にすると、商品単位で税率が登録できるようになります。
個別税率設定が有効時、税率を設定している商品はその税率で、それ以外の商品は共通税率で税額が計算されます。
EC-CUBE4系をお使いの場合
標準税率設定
設定 -> 店舗設定 -> 税率設定で標準税率の設定が可能です。
標準税率はすべての商品で共通に適用される税率です。 初期状態では、税率 8% が設定されています。
標準税率は、新たに追加することが可能です。 適用日時および税率を設定することが出来ます。
標準税率を追加した場合、適用日時以降になると、新税率に自動的に切り替わります。 適用日時以前の受注情報は、受注時点での税率/税額を保持しているため、過去に遡って変更されることはありません。
商品別税率設定
設定 -> 店舗設定 -> 基本設定の商品別税率機能を有効にすると、商品単位(正確には商品規格単位)で税率が登録できるようになります。
商品別税率設定が有効時、税率を設定している商品はその税率で、未設定の商品は標準税率で税額が計算されます。
軽減税率対応の注意点
2019年10月に、消費税率の10%への引上げ及び軽減税率制度の導入が始まります。 軽減税率制度が導入された場合、「飲食料品」などの軽減税率対象の品目は通常の品目とは異なった税率を適用する必要があります。
消費税の軽減税率制度について https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/index.htm
標準税率と軽減税率の推奨設定
設定 -> 店舗設定 -> 税率設定
は標準税率を設定し、商品別税率設定で軽減税率の設定を推奨します。 飲食料品のみの販売の場合であっても、手数料および送料は標準税率で税の計算が行われるため、上記の設定を推奨します。
課税値引きと不課税値引きについて
課税値引きと不課税値引きの2種類の値引きがあります。
課税値引きは商品から値引きする際に利用します。 値引き対象の商品の税率によって税込みの割引額が変更となるため、値引きにも税率を設定する必要があります。
最新Ver3系、4系、または2.13系へのバージョンアップ
最新バージョンのEC-CUBEに移行することにより、軽減税率対応することが可能です。
EC-CUBE2.4系、2.12系をご利用の場合は、バージョンアップをご検討されてはいかがでしょうか。
アップグレード作業やカスタマイズなど、EC-CUBEで何かお困りのことがありましたら、EC-CUBEのカスタマイズや開発を得意とする弊社までお問い合わせください。